コード進行

コード進行とは連続するコードのことです。曲にハーモニーをつけるためによく用いられます。 よく使われるコード進行は、曲のキーと密接な関係があります。 例えば、Cメジャー(ハ長調)を例にとって見ましょう。

Cメジャー: 1 2 3 4 5 6 7
C D E F G A B
スケール内のトーンそれぞれにトライアド(三和音)つけて、それにローマ数字の度数をつけてみましょう。
I IIm IIIm IV V VIm VIIdim
Cメジャーのキーでは、これらのコードがコード進行で使われやすいコードだと言えます。唯一の例外はVIIディミニッシュコードで、ポップスよりはジャズやクラシックでよく使われます。 スケールの音の度数を表すアラビア数字ではなく、ローマ数字をつかっていることに注意してください。コード番号はローマ数字を使って表します。 どのキーであっても、トニックキーとトニックコードが一番重要です。他のコードやトーンはトニックトーンや"I"のコードに引き寄せられる傾向があります。ハーモニーを太陽系にたとえるなら、"I"のコードは太陽、つまり中心に据えられているのです。 メジャーキーでは他のコードより多く使われる3つの主要なコードがあります。I、IV、Vがその主要なコードです。フォーク、ゴスペル、ブルース、多くのロックはほとんどがこの主要なコードを中心に作られています。それでI、IV、Vのコードを識別するのはイヤートレーニングでも特に重要な練習となります。 コード進行にはパターンがあります。それを知ることで、バラバラに聞き分けようとする場合よりスピーディーにそれらを習得することができます。 ひとつの簡単なルールとしては、コードは多くの場合5度づつ動きます。
IIIm -> VIm -> IIm -> V -> I

上記のコードの一つがわかり、次に何が来るかを想像する場合、上のチャートを見て次に来る可能性の高いコードを知ることができます。 ポピュラー音楽では決まったコード進行が何度も繰り返し使用されていますので、そのパターンを知って、認識できるととても便利です。パターンをローマ数字の番号で覚えておくと、どのキーの曲にでも応用が効きます。さらに良いこととして、重要なコードとそのパターンを数字で覚えておくと、すでに知っている曲を思い出すのにも役に立ちます。十分なトレーニングを行えば頭の中でコードの流れをグループ化して覚えることができるからです。

スピーカー・コードは同じ曲の中で頻繁に使われるコードを識別できるようになるためのトレーニングです。いろいろな曲のスタイルやジャンルで用いられているコード進行のパターンと、同じキーの中での個々のコードの役割や関係を学ぶことができます。スピーカー・コードを定期的にプレーすることで、どの曲でも聞いただけでコードを言えるようになるでしょう。