リズムパターン

Submitted by admin on Wed, 04/05/2017 - 08:13

リズムを識別したり、読んだり書き出したりするためには簡単なリズム譜とパターンへの理解が必要です。リズムの長さやパターンを知ることが肝心です。 リズムは拍子の枠組みで現れますが、それは単純に強拍と弱拍の組み合わせです。例えばこのようなものがあります。

2拍子: 強拍 - 弱拍
3拍子: 強拍 - 弱拍 - 弱拍
4拍子: 強拍 - 弱拍 - 弱拍 - 弱拍
曲の拍子は拍子記号によって示されています。拍子記号とは2つの数字が上下に重なっていて、上の数字が1小節ごとのビート数(拍数)、下の数字が基準のなる音符の種類を表します。3/4拍子であれば1小節に4分音符が3拍ある、という意味です。 リズムは音符と休符を使って表します。以下に一般的に用いられる音符と、それに対応する休符を示します。(休符とはサイレント、つまり何の音も鳴らさない状態です。):
 

さらにタイという記号を使って音符をつなげ、より長い長さを表現できます。

 

音符の横にある点は「付点」といい、元の音符の長さの半分を加えるという意味です。例えば付点四分音符は、八分音符3つ分の長さを表します。

 

話し言葉と似ている点ですが、音楽の中のリズムは短いフレーズが合わさって長いフレーズを作り上げます。さらにそのフレーズを分解すると、それはよく使われる2ビートのパターンに分けられます。それらのパターンに慣れると、より長いパターンやフレーズを簡単に認識できるようになります。 以下のデモで、様々な短い2拍子のリズムパターンを聞き比べてください。

リズム・パズル はリズム譜を読む力、それを聞いたリズムと結びつける力を養うように作られています。また良く使われるリズムのパターンに親しみ、そこからより長いリズムを作る力を伸ばすことができるでしょう。