トライアド(三和音)

Submitted by admin on Wed, 04/05/2017 - 07:45

2つ、もしくは3つの音が同時に鳴るときにコードが形成されます。もっとも単純な形のコードはトライアド(三和音)と呼ばれ、同時に鳴る3つの異なった音でできています。それらの構成音をコードトーン、またはテンションと呼び、以下のようにアレンジされます:

ルート: トライアドの根音
第三度: ルートから数えて長3度、または短3度の音
第五度: ルートから数えて、完全5度、減5度、または増5度の音

トライアドには4つの基本的なタイプは、メジャーマイナー, ディミニッシュオーギュメントです。ポピュラー音楽ではメジャーとマイナーが主に使われています。 ディミニッシュとオーギュメントはジャズやクラシック音楽でよく使われますが、特別な効果を狙ってポピュラー音楽でも使われることがあります。 これら4つのトライアドのタイプはいずれも、長3度と短3度インターバルを以下のように組み合わせることでできています。

  • メジャー: 長3度 + 短3度 (例. C, E, G)
  • マイナー: 短3度 + 長3度 (例. C, E♭, G)
  • ディミニッシュ: 短3度 + 短3度 (例. C, E♭, G♭)
  • オーギュメント: 長3度 + 長3度 (例. C, E, G♯)

以下のデモを使って4つのコードのタイプがどのように作られているか、どのように音が変化するかを試してください。まずルート音を選び、聞きたいトライアドを選んでください。

コードのルート:
Chord name: -

コードを耳で聞いて認識するには、まずこのコードタイプ、つまりそのコードがメジャーなのかマイナーなのか、ディミニッシュなのかオーギュメントなのか、を識別する必要があります。最初はトライアドを構成する音のアルペジオを歌ったり、コードのトーンが順番に鳴らされるのを聞き分けたりする練習から始めます。

トーン・ツリーコード・ロックの初級レベルでは、特にメジャーとマイナーのコードのタイプの聞き分けや、コードの構成音を聞き分ける特訓ができます。トーン・ツリーではピアノとギター上で異なるコードの構成音の形を視覚化する練習もすることができます。