コーラス

Submitted by admin on Wed, 04/05/2017 - 05:50

合唱やコーラスで異なる旋律を同時に歌う場合、和声的音程のインターバル、またはコードを作り上げています。通常は他の楽器で演奏されるコードの構成音を多く含むメロディーが主旋律となります。 音楽の他の要素と同じく、異なる旋律を歌う際にもコード構成音などの仕組みを分かっていると応用が利くようになります。コードについての理解が深く、コード構成音の個々の音を歌い分けられれば、合唱やコーラスで異なる旋律を歌うのも容易になることでしょう。 最も単純なコーラスの形は、主旋律に合う副旋律のパートを入れることです。ポピュラー音楽のサビの部分でよく使われているように、副旋律のパートは曲のコーラスに重厚感や深みを与えます。主旋律と副旋律が同時に歌われることで、そこには和声的音程のインターバルが生じます。このスキルを学んでいるのであれば、お気に入りの曲を聴く際、それら2つのパートでどんなインターバルが造られているかを意識してみてください。3度と5度のインターバルが最もよく用いられます。さらに可能であれば、歌われている音のコードディグリーも聞き分けられるかチャレンジしてみてください。

ボーカル・マッチはよく用いられるインターバル(レベル6~10)とコード(レベル11~20)を歌い分けるためのトレーニングです。