スケール(音階)

スケール(音階)とは特定のパターンに従ってグループ化した音の集まりです。ポピュラー音楽で最もよく使われるスケールはメジャー・スケール(長調)です。長調を構成する音は1から8まで番号がつけられており、トニック(主音)には1が、それを基準に順番にオクターブを表す8まで上がっていきます。

 

メジャー・スケール

メジャー・スケールにおいて、それぞれの音は半音と全音が特定のルールに沿って並びます。半音とは、ある音から次に最も近い音までの距離のことです。たとえばピアノの鍵盤上で、あるキーの真隣(黒でも白でもとにかく一番近いほう)のキーまでの距離、それが半音です。全音とは半音2つ分と同じです。 メジャー・スケールの音階を作るには、どの音から始めるにしても次のような全音と半音の組み合わせで音を並べてください。 例:

 

Cメジャー: 1 2 3 4 5 6 7 8
C D E F G A B C
Dメジャー: 1 2 3 4 5 6 7 8
D E F# G A B C# D
Gメジャー: 1 2 3 4 5 6 7 8
G A B C D E F# G
見てのとおり、全音と半音の並んでいるパターン(全-全-半-全-全-全-半)は、どの音がトニック(主音)になったとしても同じです。 イヤートレーニングの第一歩は、メジャー・スケールのパターンを習得し、音階の中のそれぞれの音と番号を覚えることです。スケールの番号は音度記号(スケール・ディグリー)とも呼ばれます。

マイナー・スケール

メジャー・スケールと比べてマイナー・スケールは暗め、重めの響きがあります。また全音と半音の並び方のパターンや順番も異なります。 マイナー・スケールでは以下のような順番になります。 マイナー・スケールの例を挙げます。

Cマイナー: 1 2 b3 4 5 b6 b7 8
C D Eb F G Ab Bb C
Dマイナー: 1 2 b3 4 5 b6 b7 8
D E F G A Bb C D
Gマイナー: 1 2 b3 4 5 b6 b7 8
G A Bb C D Eb F G
 

見ての通り、マイナー・スケール内のインターバルのパターンは(全-半-全-全-半-全-全)になります。 どのキーであっても、トニックにキーの音を据えこのパターンに従ってスケールトーンを並べていけば、マイナー・スケールになります。 以下のキーボードを使って、いろいろなキーのメジャー、マイナー・スケールの例を見ることができます。トニック(キーと一番目の音、ルート音)を選んで、メジャー・スケールかマイナー・スケールのボタンを押せば、そのスケールでどのように音が構成されていくかを見ることができます。

最初の音:

パドル・ピッチトーン・ドロップでは、スケール内の音を聞いてその音度記号をすばやく関連付けるトレーニングを行います。相対音感を鍛えるためにも効果的なゲームになっています。