アルペジオ

Submitted by admin on Wed, 04/05/2017 - 07:42

アルペジオはコードの構成音それぞれを単独で演奏した場合の音のことです。このようにコードを演奏することをアルペジオ演奏と言います。また逆にコードの構成音を同時に弾く事をブロックコードと言います。アルペジオはコードが個々の音に「分解された」と、ブロックコードはアルペジオが「固まった」ものと考えることもできるでしょう。 アルペジオでコードが分解された形でピアノやギターの伴奏が曲のメロディーに合わせられることがあります。また、アルペジオは宗教音楽、フォークソング、国歌などによく見られるように、曲のメロディーそのものになっている場合もあります。 ビートの強い曲では特にそうですが、メロディーに合わせて弾かれるコードのトーンはそのままメロディーとして使われる場合が多くあります。アルペジオのバターンをメロディーの中から聞き分けるイヤートレーニングを行うことによって、聞いたメロディーにどのコードが合うのかを識別する勘を養うことができます。

フレーズ・フィッターでは曲を聴いてアルペジオを聞き分け、どのコードがメロディーラインに合うかの感覚を培うことができます。